年齢肌に効果のある保湿成分について美容皮膚科医が解説!

美容皮膚科がすすめる保湿成分の特徴を知り、自分の肌に合ったオールインワン化粧品を選びをしましょう。

オールインワンゲル研究所: エイジング世代の「きれい」を磨く美容情報サイト(ロゴ)

教えて先生!明日のキレイを作り出す、注目の「アンチエイジング」成分

保湿成分の種類と配合されているオールインワンゲル

肌の水分を維持するためのスキンケアを「保湿」といいます。どんなお手入れをしても肌が乾燥しては、効果は期待できません。ここでは代表的な保湿成分「セラミド」や「ヒアルロン酸」に加え、エイジング世代なら知っておきたい保湿成分をご紹介します。

保湿成分 サージ油

どんな成分?

サージは、中国やモンゴルに自生するグミ科の多年生植物で、日照り、乾燥、寒さなどに耐性のある、非常に生命力の強い植物です。冬場でも、鮮やかなオレンジ色を保つため、その生命力を称して中国ではサージを「中国国宝」と呼んでいるとか。ミネラル、ビタミン、アミノ酸、不飽和脂肪酸など、200種類以上もの栄養素が含まれています。

このサージの果実から抽出されたオイルが「サージ油」です。1tから2kgしか摂れない貴重なオイルには、特にビタミン類が多く含まれています(“ビタミンと栄養の宝庫”とも呼ばれるほど)。美白効果・抗酸化作用を持つ「ビタミンC」の含有量はアセロラの次に豊富で、抗酸化力に優れた「ビタミンE」もトップクラスの含有量です。 また、果実には珍しい不飽和脂肪酸「オレイン酸」が含まれており、エモリエント成分として、肌の角層中に含まれる水分が外部へ蒸発することを防ぎ、水分量を保つ働きを持っています。

効果・効能は?

保湿効果
整肌効果
美白効果
エイジングケア

保湿成分 二十世紀梨果実エキス

どんな成分?

梨は、ミネラルが全体の90%近くあり、水分補給に最適な果実ですが、美容の面では肌を潤わせる効果があるとされ、保湿目的で化粧品に配合されることが多いです。ナシ果実エキスは角質層や表皮にある水分となじみが良く、角質層の潤いをキープする保水力にも優れています。そのため、お肌を整えるコンディショニング剤としても使われることがあり、お肌を乾燥から守りつつ、健やかでみずみずしい肌へと導いてくれます。

また、梨には美白効果のアルブチンがあります。アルブチンにはαアルブチン、βアルブチンとあり、梨に含まれているのは「αアルブチン」のほう。お肌との相性が良く、さらに、βアルブチンの10倍も美白効果が高いのです。このことで、化粧品にはαアルブチンの方が配合されることが多くあります。また、アルブチンには、お肌から水分が蒸発しないように潤いを保持し、お肌を柔らかくするエモリエント成分も含まれています。
梨はお肌を潤すだけでなく、水分もキープするという、保湿力に非常に優れた成分なのです。

効果・効能は?

保湿効果
整肌効果
肌の柔軟化
美白効果

保湿成分 セラミド

どんな成分?

セラミドは肌の潤いをキープし、肌のバリア機能を助ける、健やかでみずみずしい肌を保つ成分です。セラミドはもともと人間の肌にある成分で、角質細胞が何層にも重なっている角質層のすき間に存在しています。角質層から水分や油分を逃がさない働きをして、肌をなめらかな状態に保ちます。肌表面に水分と油分のバリアを張り、水分蒸発を防ぐとともに外的刺激から守るほか、肌の内側にある「ヒアルロン酸」や「コラーゲン」の保湿力をサポートする役割も果たしてくれます。

残念ながら、セラミドは年齢とともに減少していきます。セラミドが減少すると、保湿力やバリア力が低下し、その結果、乾燥や肌荒れなどの肌トラブルを引き起こす原因に。セラミド入りの化粧品を選ぶポイントは、「セラミド1・2・3・6」のいずれかが入っていること。これらのセラミドは人のセラミドと同じ構造を持っているため、肌なじみと浸透性が良く、肌の保湿力とバリア機能の向上に期待できます。

効果・効能は?

保湿効果
バリア機能(肌荒れ防止)

保湿成分 ヒアルロン酸

どんな成分?

ヒアルロン酸とは、1gで水6リットル(500mlペットボトル12本分)の水力を保つ、優秀な保湿成分です。この優れた保水力に注目が集まり、ヒアルロン酸は化粧水やクリームだけでなく、食品や医薬品としても使われています。
皮膚は、構造をつくる「コラーゲン」と弾力をつくる「エラスチン」とこれらの間を埋める「ムコ多糖類」で構成されていますが、このムコ多糖類のひとつが「ヒアルロン酸」です。肌の弾力とみずみずしさを生み出す働きを持っています。

しかし、ヒアルロン酸は40代後半を堺に、減少していきます。年齢を重ねることによるヒアルロン酸の減少は、肌のハリの低下、シワ、シミの原因に。年齢肌のトラブルを避けるには、日常的にヒアルロン酸を取り入れていくとよいでしょう。

効果・効能は?

保湿効果
肌の弾力性

伊藤まゆ先生 プロフィール

伊藤まゆ先生

聖マリアンナ医科大学卒業。同大学病院、関連病院にて消化器・一般外科勤務。その後『メディアージュ銀座クリニック』勤務、『メディアージュ青山通りクリニック』院長を経て『M’sクリニック南麻布』を開院。消化器外科医と美容医療の経験をベースに、『体の内と外からの抗老化医療』をコンセプトにした診療を行っている。

取得資格等
日本外科学会認定 外科専門医 / 日本補完代替医療学会 学識医 / 米国セネジェニクス医学研究所 認定医 / 日本抗加齢医学会 専門医 / 日本臨床栄養協会認定 サプリメントアドバイザー / JAPAS認定 プロフェッショナルアロマテラピスト / 日本臨床抗老化医学会 認定医 / 日本臨床自然療法研究会 会長