肌のハリを取り戻す成分について美容皮膚科医が解説!

美容皮膚科がすすめる肌再生成分の特徴を知り、自分の肌に合ったオールインワン化粧品を選びをしましょう。

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教えて先生!明日のキレイを作り出す、注目の「アンチエイジング」成分

肌再生成分の種類と配合されているオールインワンゲル

ここでは、肌の再生を助けてくれる成分について解説しています。成分によって効果や働きが違うため、それぞれの特徴を知り、オールインワン化粧品を選ぶ際の参考にしてください。

肌再生成分 ビタミンA(レチノール)

どんな成分?

ビタミンAには、肌本来の新陳代謝や皮脂のコントロール機能を正常に保つ働きがあり、肌荒れやニキビなどの肌トラブルに負けないように、お肌のターンオーバーを促してくれます。またハリや潤いを保つ働きもあり、美しい肌をキープしてくれます。

ただし、多く摂りすぎると肝臓に蓄積し、頭痛、吐き気、発疹、脱毛、筋肉痛、疲労感、皮膚の角質化、肝臓肥大などの不調を起こす原因になります。悪化すると骨障害、脂肪肝、脳圧亢進症などにもつながるほか、妊娠初期にビタミンAを過剰摂取すると、胎児に奇形の発生率が高くなることがあることもわかっています。

ビタミンAはとてもデリケートな成分で、太陽の光に弱く、紫外線によって破壊されてしまいます。海で一日過ごした場合、肌の90%以上のビタミンAを失うと言われています。ビタミンAが不足すると肌の新陳代謝が悪くなり、柔軟性と潤いがなくなるためダメージに弱いカサカサ肌に。ターンオーバーの乱れにより硬くなってしまった肌は、ニキビができやすくなります。

効果・効能は?

新陳代謝の向上
肌荒れ防止
貧血を予防する効果

肌再生成分 レチノイン酸トコフェリル

どんな成分?

レチノイン酸トコフェリルとは、レチノイン酸とトコフェロール(ビタミンE)を合わせたビタミンA誘導体のこと。健康的な肌を保ってくれるビタミンAは光に弱く、肌に浸透がしにくい成分。そんなビタミンAを、レチノイン酸トコフェリルが肌に吸収させてくれ、肌のターンオーバーを促進させてくれます。
またレチノイン酸トコフェリルは、シワの改善や毛穴の引き締め効果に期待ができるうえ、皮膚への刺激は少ないため、安心して使える成分です。

「レチノイン酸トコフェリル」と「レチノイン酸」は、ほぼ効果は同じですが、副作用の強さが違います。「レチノイン酸」は強い薬のため、炎症を起こして皮膚が赤くなったり、ヒリヒリとした痛みを感じることが多くあります。アメリカではシワやしみに効果があると認められたため治療薬に使われていますが、日本では化粧品での使用を認可されておらず、医師に処方してもらう必要があります。

効果・効能は?

シワの改善
ターンオーバー促進
毛穴の引き締め効果

肌再生成分 アロエベラ

どんな成分?

アロエベラには、多糖体、アミノ酸、ビタミン、ミネラル、酵素体といった200種類の有用成分が含まれています。複数の有用成分が同時に働きかけることで、肌にとって多くの良い効果を引き起こしてくれるのです。

アロエベラには殺菌力があり、ニキビの発生を抑えてくれます。ニキビの予防だけでなく、多糖体が年齢に関係なく働きかけ、細菌性・便秘性・重症なニキビ、また日焼けなどで傷ついた皮膚の炎症を抑え、皮膚の修復・再生する働きを持っています。修復・再生時には摩擦や紫外線で出来たメラニン色素を剥がし落とし、シミ・黒ずみの原因を断ち切り、再びシミができにくい肌へと導きます。

またアロエベラは、エイジングケア成分として優れた力を発揮してくれます。カタラーゼという成分が、紫外線やストレスによる活性酸素を取り除いて、肌をサビから守ってくれます。加えて、多糖体がコラーゲンを作り、肌の潤いをキープする働きもあります。

効果・効能は?

保湿効果
ニキビ改善
美白効果
肌の弾力効果
殺菌作用
肌へのハリ
紫外線を防ぐ
消炎作用
新陳代謝アップ

肌再生成分 EGF

どんな成分?

EGFは、肌表面の新陳代謝の活性化、つまりターンーバーを促進させる働きを持っています。アメリカの生物学者スタンレー・コーエン博士により発見され、1986年ノーベル生理学・医学賞を受賞した成分です。
EGFは、火傷による皮膚移植や角膜切開による傷の回復促進など医療現場で使用されていました。かつては1gあたり8,000万円もするほどの高価な成分で、正式名称をヒトオリゴペプチドといいます。

EGFは、そもそも人間が生まれながらに持っている「細胞を再生させる因子」です。皮膚の表面にある細胞に働きかけ、分裂・集合を繰り返しながら、新しい細胞の生産を急速に促進する働きがあります。
しかし、EGFは赤ちゃんの頃をピークに、25歳前後から減少する成分。EGFを肌に補給すると、年齢とともに低下する肌本来の力を助け、皮膚細胞の新生を促すことができます。
しかもEGFは細胞内で飽和状態になったとしても、それ以上取り込まれることはなく、副作用の心配もありません。

効果・効能は?

肌のターンオーバー回復

伊藤まゆ先生 プロフィール

伊藤まゆ先生

聖マリアンナ医科大学卒業。同大学病院、関連病院にて消化器・一般外科勤務。その後『メディアージュ銀座クリニック』勤務、『メディアージュ青山通りクリニック』院長を経て『M’sクリニック南麻布』を開院。消化器外科医と美容医療の経験をベースに、『体の内と外からの抗老化医療』をコンセプトにした診療を行っている。

取得資格等
日本外科学会認定 外科専門医 / 日本補完代替医療学会 学識医 / 米国セネジェニクス医学研究所 認定医 / 日本抗加齢医学会 専門医 / 日本臨床栄養協会認定 サプリメントアドバイザー / JAPAS認定 プロフェッショナルアロマテラピスト / 日本臨床抗老化医学会 認定医 / 日本臨床自然療法研究会 会長